映画 その79

 

本日紹介する映画は、『RUSH 』です。

 

70年代F1レースに現れた2人の若き天才レーサーのチャンピオンを争う軌跡を描いた実話映画です。

 

命知らずの度胸と天才的テクニックで観る者を魅了する

ジェームス・ハント。

 

理論と妥協なき情熱でマシンやチームを強化し、精密機械のごとく走る

ニキ・ラウダ。

 

対極にある個性、チャンピオンになることでレーサーとしての実力だけでなく、歩んできた人生や価値観をも認めさせてやるという強い感情が、いつしか無二のライバル関係へと二人を押し上げていきます。

 

向こう見ずな性格から所属チームやマシンに恵まれず、いつ自分が消えてもおかしくない恐怖と戦いながら強引にも自分を押し上げる過程で周りの人々の幸福が逃げてゆくという苦悩とも対峙するハント。

 

入念な交渉や調査、マシンの微調整などへの妥協なき姿勢はチームのメンバーからも恐怖されるような存在ながら、それでも自分と真逆の生き方をするハントが世間から認められ称えられることに自らの正しさを貫けるかという葛藤を抱くラウダ。

 

誰にも理解できない想いは、レースで勝利することで正しいと証明できる。

互いがそう胸に抱き、戦います。

 

いつしか最も対極にありながら心の底で、互いを理解できるのは二人だけという世界観に観ていて感服しました。

 

名選手に好敵手あり。スポーツに限らず、自分を高めれるライバルとの出会いの尊さを見事に描いている作品です。

 

ちなみに、最近子供との時間や家の広さの都合などでじっくり2時間テレビの前で映画に集中できる機会が減って、洋画が字幕派から字幕&日本語吹き替え派という鑑賞方法になりましたが、なんとこの映画の主人公をKinki Kidsの二人が担当してます。

(観終わってから気付いたんですが。。。)ハントが光一くん、ラウダが剛くんなんですが、イメージ的に主役のキャラと逆っぽいキャスティングながらそれが意外にはまっていて良かったなと思いました。

 

そんな小ネタも含めて、気になったかたは是非観て下さい。

 

 

 

| 映画 | 20:10 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
映画 その78

 

本日紹介するのは、クラシックな青春映画

 

『栄光のエンブレム』です。

 

86年の作品で原題はYoungbloodということですが、このDVDパッケージを見ても何の映画か想像つかないかもしれません。

 

一瞬ボクシング映画かと思いきや実は下のほうじっくり見てもらうとアイスホッケーの映画というのがわかります。

主演のディーン・ヤングブラッドを演じるロブ・ロウは当時の青春映画アイドル俳優で、彼の魅力を最大限に現した感じです。

親友役のパトリック・スウェイジは、その後『ゴースト〜ニューヨークの幻〜』などで主演し、まさに自分世代のヒーロー。

しかもチーメイトのゴールキーパー役で、キアヌ・リーブスが出演と後の役者としての存在が大逆転するなどを知ると当時のロブ・ロウの人気や将来への期待はとんでもなかったんだと思います。

 

で、本題に戻ってこの作品のすごさは、、、

 

これぞクラシカルな青春映画というストーリーにあります。

 

スポーツの舞台はアイスホッケーながら

 

プロを夢見てジュニアの強豪クラブチームのトライアウトに父の反対を受けて入団。

 

パワー激しさが足りないもののスピードとセンスで頭角を現し、最初は冷ややかなチームメイトとの関係も良好になる。

 

監督は、鬼監督という厳しい指導。

 

そんな時に出会って惹かれあった彼女の父親は、実は監督。

 

チームメイトで親友となった選手が、相手のラフプレーで選手生命にかかわる大怪我。

 

一度は自信を失いチームを離れ田舎に帰ってしまうもケガでプロを諦めた兄、反対していた父も元プロとして指導。

 

自信を回復させて最終戦の大一番でチームに復帰。

 

勝利に貢献する活躍で、親友にラフプレーをした相手にも父と兄譲りの乱闘でリベンジ。

 

というどこかで見たようなベタな展開が次から次へと続きます。

 

役者と舞台を変えれば無限に作れそうなこういう映画なんですが、なぜかグッとくるのが不思議なんです。

 

さて、主役の名前がヤングブラッドというのですが、野球でヤングブラッドといえば、、

 

 

ジョエル・ヤングブラッド外野手です。

 

1982年8月4日にメッツの選手としてシカゴでカブス相手にデーゲームで決勝打となるタイムリーヒットを放ちますが、その試合中にエクスポズへのトレードが通達されます。そのまま球場を離れエクスポズの遠征地のフィラデルフィアに行き、その日のナイトゲームに代打で登場してヒットを放ち、同じ日に違う2つのチームの選手としてマルチ安打を達成したメジャー史上唯一の珍記録を残した選手なんです。

 

 

青春映画の紹介から思わぬメジャーリーガー紹介になりましたね。

 

 

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映画 その77

 

久し振りの映画紹介はウィル・スミス主演『コンカッション』です。

 

コンカッションは脳震盪という意味。

 

アメリカン・フットボールのNFLで活躍したプロ選手が引退後、若くしてめまいや倦怠感、物忘れやイライラして我を失ったりする症状に悩み、うつ状態に陥ったという症例が頻発し、その原因がプレー中の衝突、脳震盪などの積み重ねで起こるということを発見した医師が、フットボールの危険性を訴えるも、アメリカで人気NO1のスポーツがもたらす巨大ビジネスを危機にさらす事実を否定する勢力との戦いを描いたドラマです。

 

フットボールに関わらず、どのようなスポーツでも選手ならケガのリスクを冒してでもフィールドに立ちたいと思うもの。

 

そういった選手にブレーキをかけるため、安心して長くプレーするためにもリーグや指導者がしっかりした道を模索し改善していく足がかりとなった一例として、スポーツファンには是非観てもらいたい作品です。

 

ちなみに92〜95年に実際にあった実話がベースの物語ということでしたが、アメリカンスポーツファンの私も認識不足でした。

最近MLBでもコリジョンルールや衝撃吸収キャップの導入や故障者リストのありかたなど脳震盪問題が語られており、タイムリーな話題だったので少し調べると、学生のフットボールでの接触トレーニングがなくなったり、脳震盪プロトコルと呼ばれるフィールドに戻る手順ができあがったり、脳への衝撃を抑えるヘルメットやカラー(襟型防具)の導入など、いろいろな改善が行われていることも分かりました。

 

しかし、症例は学生プレーヤーにまで現れたり、有望な選手がわずか数年でキャリアを終えたりと、まだまだ本当に安全なスポーツとはいえない問題も抱えているようです。

 

華やかな面だけでなく、こういった問題にフォーカスし、地道に解決に向かう動きにも注目することで、よりスポーツの奥深さが理解できて面白くなるのではないかと思います。

 

プレー技術以外でスポーツが進化することに注目する機会をくれたオススメ作品です。

 

 

 

 

 

| 映画 | 16:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
映画 その76

 

本日紹介するのは、ただいまFOXスポーツエンタ−テイメンントで放送中のドラマ

 

『ピッチ 彼女のメジャーリーグ』です。

 

女性初のメジャーリーガー登場という話を描いた本作品。メジャーリーグのバックアップもあり、主人公ジニー・ベイカーが所属する球団サンディエゴ・パドレスはもちろん他チーム、スポーツ中継のアナリストなどなど実際の球場、ユニフォーム、元メジャーリーガーの出演など権利や予算の都合で割愛されるような部分がしっかりリアルに描かれています。

 

ジャッキー・ロビンソンを超えるパイオニアということで背番号42の一つ上、43番を背負うところがサラリと盛り込まれているところもいいですね。

 

ロッカーでのロスター争いやトレードによる選手の緊張や動揺、SNS時代における選手のグランド外の行動、データ重視のオーナーと選手として大成しなかったが若くしてチームを作る敏腕GM、女性初のメジャーリーガーをどのようにプロデュースするかに情熱をかける代理人とのぶつかり合いなどなど、ファンが想像している裏舞台を超えるつくりに毎回楽しめます。

 

 

女性選手に懐疑的なチームの中で、チームをまとめるキャプテン。

マイナーからの同期でジニーをチームに溶け込むよう尽力する仲間。

彼らをまとめチームをそしてジニーをいい方向に導こうとする監督。

 

そして、女性初のメジャーリーガーという歴史的アスリートとしての重圧に潰されそうになりながらも、チームや周りの人間と衝突しながらも負けじと周りを見返すような成長を見せ、徐々に周りを認めさせていく主人公ジニーの清々しさなどなど、

 

 

様々な人間が持つドラマが見どころの本作品。まだ見てない方は是非、チェックして下さい。

 

と言ってもFOXスポーツでは最終話までいっちゃいましたが、

 

いろんな動画サイトなどでも1から見れますので是非。

 

ちょいネタバレですが、続編作らなイカンだろというラストなんで、シーズン2期待です。

 

個人的には、実際のプレーシーンをもう少しいれてくれると楽しいんですが、そこら辺はドラマの流れ上、致し方ない部分でしょうね。CGのボール全盛ですが、迫力重視で実際にOKテイクまで撮りなおしてた頃の映像でやってくれたら満点をあげたいドラマです。シーズン中などの撮影は大変かもしれませんが、野球に関わらずこういう作品が増えてほしいですね。

 

| 映画 | 23:39 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
映画 その75

 

本日紹介するのは、『クリード チャンプを継ぐ男』です。

 

ご存知スタローン主演のロッキーシリーズのスピンオフ作品。

 

ロッキーのライバルだったアポロの愛人だった女性との間に生まれた息子が、ボクサーを目指しロッキーを訪ね指導を受け、チャンピオンに立ち向かうという、一見ベタなストーリーなんですが、昔のスポーツ映画、青春映画、人間ドラマというジャンルの映画、特にスタローン映画にありがちな、なかなか追いつめられるまで前に進まないじれったい展開とは違い、あっさりアポロの息子を指導するロッキーやアポロの息子アドニスも愛人の息子として荒れた生活を拳だけでやって来たというような展開もほとんどなく、テンポよく物語が進んでいく。という現代らしい描写がいい意味で裏切ってくれる痛快な作品です。

 

とはいえオールドファンを喜ばせるオールドスタイルなトレーニングシーンや過去のシーンの回想。

そして、やはり盛り上がる試合シーン。アカデミー助演賞でノミネートされたスタローンの演技が、いつまでも変わることないヒーロー像から過去の歴史となった今のロッキーを演じているリアル感が、過去のシリーズにない深みを出していると思います。

 

もちろんスポーツを通じたわかりやすく、盛り上がるシーンも満載で見やすい映画と言う感じです。

 

映画を観る機会が減ったものの、こういう映画はいつ観てもいいですね。

 

 

| 映画 | 18:07 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
映画 その74


今回紹介する映画は『アゲイン 28年目の甲子園』です。

マスターズ甲子園という元高校球児たちの青春を舞台にした映画です。

マスターズ甲子園の事務局のスタッフをしている神戸の大学生、波瑠さん演じる主人公の父が、震災で亡くなった際に27年分の投函されていない年賀状が出てきます。それが、父の元野球部の同級生たちにあてたもので住所を頼りに元野球部の父の仲間を頼り、同時にマスターズ甲子園への出場を勧めるのでした。

しかし、乗り気にならない元同級生たち、実は父が原因の不祥事で地方大会の決勝前日、学校が出場停止となった苦い歴史があったのです。決して許されることのない中断された青春ながら、娘の熱意にも押されその事実を隠しつつ、大会への出場を目指すことになるのだが、、、という内容に加えて、家庭や社会でいろんな壁に打ちのめされる現在の自分たちが重なる中で、もう一度何かに夢中に前に進もうとする姿が胸を打つ感動作という感じです。

野球と人生ドラマがうまくリンクした爽やかな作品は、観終わった後に澄んだ気持ちになります。

野球ファン的には、中井貴一演じるもう一人の主人公の高校時代の回想シーンの役がソフトバンク工藤監督の息子さんだったり、チラっと元カープの高橋慶彦、元巨人の角盈男などの元プロ野球選手の姿もニヤリきます。

マスターズ甲子園の最後には、甲子園で大切なひとを呼んでキャッチボールができるという企画があるのですが、それがストーリーに深みを与え、元野球経験者の心を惹きつけます。

早く我が子が大きくなってキャッチボールをしたくなりました。(単純)

ストーリー、俳優陣、音楽ともに非常に雰囲気ある良作でした。

オススメです!



 
| 映画 | 19:14 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
映画 その73


本日紹介するのは、久しぶりの野球映画『ホームラン 人生の再試合』です。

特に有名な俳優さんが出演しているわけでもなく、一応メジャーリーガーの話なんですが、球団が架空のチームだったり、実際に使用しているスタジアムもずいぶんこじんまりしていたりといかにも低予算映画なんですが、そこらへんは、野球がメインというよりも人間ドラマジャンルの主役の職業がプロ野球のスター選手という設定なのでこだわらず観れると思います。

ストーリーは、アルコール依存症の主役がシーズン中に起こした不祥事の出場停止期間中に更生プログラムを受けながら、イメージ回復に故郷のリトルリーグのコーチを受けるというストーリー。

いい加減な主役が田舎の子供や過ちからの更生に真摯に向き合う人たちと出会うことで徐々に変化が表れ。。。
という、キアヌ・リーブスの『陽だまりのグランド』をほうふつとさせる内容だったり。

少年期に父親にきつく接してこられたことから、いろんな出来事への恐怖心が困難な場面に向き合えない原因になり、それを引きずっているという家族をテーマとしたクリント・イーストウッドの『人生の特等席』を少し混ぜたような内容だったり。

まぁ、王道のストーリーでは、あります。

昔のスポーツ系マンガの大会の1回戦か2回戦あたりには、必ず出てくる反則すれすれの不良学校やパソコンを駆使したデータチームだったりというお約束があるように、この映画も子供の野球チームの相手には、必ず子供を激しくののしる父親コーチがいるチームなんかが、登場してきます。

まぁでもこういうベタな展開が、野球と家族の絆を描くアメリカ映画の文化と思えば、何年かに1回は新たな作品と名前を変えて出てきてくれるのも野球ファンとしては嬉しいです。

マニア的には、使用している野球道具なんかにも目が行ってしまったり、俳優の野球レベルがどのくらい高いかなど、歴代の野球映画なんかと比べつつ楽しめます。

子供たちに自信を与える指導シーンなんかは、少年野球などで子供たちのコーチをされる親御さんなんかも参考になるかもしれませんね。

地味ながら文化としての一部となっている野球を感じることができる1本です。



 
| 映画 | 23:42 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
映画 その72


久し振りの映画紹介は、ジョン・ファブロウ主演のシェフ 三ツ星フードトラックはじめました です。

一流料理人が、有名店で働くにつれ自分の作りたい新たな料理をつくる機会を失い、オーナーと衝突してシェフとしての職も失いながら本当にお客さんに喜ばれる料理を作るため、フードトラックで故郷マイアミのキューバ料理を提供する旅を描いたドラマです。

ストーリー的には大きなひねりもなく、たんたんと進みますが、ラテンミュージックと作られる料理の美味しそうな感じがたまりません。マイアミということでキューバサンドというサンドイッチを提供するのですが、日本の祭りの屋台や野球場なんかで食べても値段が高いだけでおいしくないことが多い中、ホントにただ街中で販売しててもおいしそうな料理に、もっと日本の野球場なんかでもどうせお金を取るなら、こういう美味しそうな料理を目指してほしいなと思う一品でした。

こういうのを見ると、ジャンクな食べ物が欲しくなるということで、、、



カニ缶、卵、たまねぎ、パン粉に調味料をいろいろ入れて、オリオールズの本拠地であるメリーランド州名物、クラブケーキを作り、、、



胚芽パンの食パンにキャベツにタルタルソースを塗り、、、



チーズとクラブケーキを挟んでクラブケーキサンドの出来上がり。

ちょっとキューバサンドも調べて作ってみたいと思いました。

各地方の名物サンドっていうのもいいですよね。
プロ球団のみなさん、いかがでしょうか?
出来立てのいい匂いのするお客さんの笑顔になる球場フードの研究に
是非この映画を観ていただきたい!おすすめですよ。

 
| 映画 | 22:24 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
映画 その71
 

今回は、アクションダブルヘッダーを敢行してきました。

現在公開中、エクスペンタブルズ3が、まずは第一戦。

スタローン主演のオールスターキャストが話題の最新作。
今回は、ウェズリー・スナイプス、アントニオ・バンデラス、メル・ギブソン、ハリソン・フォードと言う殿堂入り級のベテランが新たにキャスティング。

もう説明要りません。

ただただ、お見事です。
映画ファンとしては、チョイ役で久し振りに観た同じ時代の名物悪役俳優ロバート・ダビを起用しているところに、我々世代を意識してくれてるネタを挟んできてるところがタダ者ではないと思えました。

第4弾は、名物悪役のオールスターとの対戦構図になったりして。。

古いとか飽きたとか思う若い世代やお世話になった同世代の人がいたら、このプロモ画像がすべてを語ってくれてます。



Never Send A Boy To Do A Man's Job

男の仕事に坊ちゃんをよこすなよ!

まだまだ若い者には負けない経験豊富なベテランの味をクールに表現した言葉ですね。
世代的にしびれる言葉です。

スタローン先生の人生講座って感じですね。
大人の渋さをまだ教えていただいてます。

いきなりお腹いっぱいのアクションのあとの第二戦。
もちろんアクション。
しかも今度は孤高のワンマンアーミー。



デンゼル・ワシントン主演のイコライザーです。

法で裁けない悪を何が起こっても慌てず、冷静に解決していく闇の問題解決人。
そして、これでもかと刺客を送り込み卑劣な手口で主人公を追いこもうとする悪の組織に対して周到な準備が、すべて無駄に終わらせてくれる。強大な悪に対峙して不安になりそうな観る人を何度も不安から救ってくれるというスッキリ作品です。

冷静さと完璧な準備、そして正しいことをするチャンスを与える懐の深さ。

カッコイイ!

アクションダブルヘッダーは男の渋さを堪能した1日となりました。

チームの大切さや準備の大切さを学べるいい映画だと思います。
エクスペンダブルズでは、地元の高校野球部と思われるグループが劇場で観てましたが、明日以降チームワークとは何ぞやと意識が変わって活躍してくれることを祈ってしまいました。


| 映画 | 12:36 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
映画 その70
 

本日紹介の映画は、ただいま劇場公開中『ミリオンダラーアーム』です。

元敏腕のエージェントのJBは、独立し個人事務所を構えるも大手の代理人事務所に大物クライアントを次々と奪われ、業界で生き残れるかの瀬戸際にたたされたある夜、ふと見たTVでオーディション番組とクリケットの試合をチャンネルを変えながら何度も眺めていて、10億人を誇る眠れる才能の国インドでクリケットの投手(ボーラー)ならメジャーで通用する投手がいるかもと、インドで投手発掘のオーディション番組を開催します。

その中、選ばれたふたりの若者リンクとディネシュを育てメジャーリーグに売り込み業界に返り咲こうと画策します。

インドの田舎からアメリカ・ロサンゼルスに渡るも実は二人ともクリケット選手じゃないという事実。
しかも野球を始めて数カ月でメジャーのトライアウトを受けると言う無茶な計画はうまくいくのか?

ビジネス最優先のJBのやり方にアメリカの生活、初めて取り組む野球の難しさに不安を憶えるリンクとディネシュ。文化の違いから起こる数々のトラブル、挫折を通じて次第にJBの姿勢も変わってくる姿に人生で大切なものは何なのかというものを気付かせてくれるような爽やかな作品です。

実は、このお話は実話が元になっており、2008年に本当にインドでリアリティ番組ミリオンダラーアームからアメリカに渡り、メジャーリーグのチームとプロ契約を交わしたというサクセスストーリーなんです。



こちらが本物の二人。

ディネシュ(左)とリンク(右)です。

当時は、有名スポーツ紙の特集記事になったり



ベースボールカードになったり



話題づくりで盛り上げただけとは思えない力の入れようのようです。
リンク・シン投手は、とくにサウスポーと言うこともあり、現在パイレーツ傘下の2Aまで昇格経験があり、オフの間もオーストラリアのリーグに参加し、少しでも経験を積む毎日のようです。



昨年のアジアシリーズ覇者キャンベラ・キャバルリーにも所属した経験も持ちます。

しかし、いよいよ映画が公開となる2014年シーズンはトミー・ジョン手術を受けて全休と言うことで、復活しメジャーへの道を歩み続けてもらいたいところです。

さて、主役のJBをドラマ『マッドメン』の主役で日本でも
人気上昇中のジョン・ハム。
インドでオーディションの審査をするスカウトマンに
名優アラン・アーキン。
ロサンゼルスでふたりをコーチすることになった実在する名コーチ、
トム・ハウスを演じるのが、個人的に昔から好きな俳優である
ビル・パクストンと脇を固める俳優陣も個性的で面白い作品です。

年末から年始にかけて日本でも野球映画が2本ほど公開されるようで、野球ファンとしては定期的に野球映画が公開されるのは嬉しい限りです。

まもなく公開終了となると思いますので、興味を持たれたかたは是非劇場へ急いで下さい。

| 映画 | 21:58 | comments(0) | trackbacks(0) | ↑TOP -
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