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二刀流 その5

久し振りの二刀流紹介の話。

 

今回はアメリカ球界では、歴史上多いアメフトと野球の二刀流です。

 

フットボール界の歴史に残る選手が、実は野球も才能があったというエピソードです。

 

 

まずは、殿堂入りを果たしたデンバー・ブロンコスのクォーターバック、ジョン・エルウェイ選手。

 

アメフトでのキャリアは、80年代から90年代にデンバーで活躍して9回のプロボウル出場を果たし、スーパーボウルのMVPでキャリアを終えるという劇的なキャリアで、背番号7はブロンコスの永久欠番となるいわゆるレジェンドです。

 

名門スタンフォード大学でフットボールだけでなく野球もプレーしたエルウェイは、日米大学野球でもチームの主砲として来日。

 

高校時代からどちらの競技でもその実力を高く評価されており、79年にはロイヤルズが18巡目で指名したものの、父がコーチをしていたスタンフォード大に進みました。ちなみにロイヤルズは、二刀流最高の選手の呼び声高いボー・ジャクソンがプレーしたチームで、更にエルウェイを指名した同じ年のドラフトで4巡目で後に同じリーグを代表するクォーターバックとなり、フットボールの殿堂入りを果たしたマイアミ・ドルフィンズのレジェンド。

 

 

ダン・マリーノ選手を指名。

彼もピッツバーグの高校時代は23勝0敗を記録した投手でシーズン5割の打率を誇る打者という野球も二刀流の選手でしたが、大学でアメフトを選択しました。クォーターバックの投手というのは、興味深いですね。

 

さて、マリーノは野球を続けなかったものの、エルウェイについては大学でも活躍したこともあり、今度は81年にヤンキースの2巡目で指名を受けます。このヤンキースも前述のジャクソンと双璧に立つ二刀流選手ディオン・サンダースが最初にプレーしたチームです。

 

大学でフットボールを続けながら、マイナーで野球のキャリアを始めたエルウェイは82年にオネオンタ・ヤンキースで外野手として42試合出場し、打率.318、4本塁打25打点13盗塁とプロの世界でも上々の成績をマーク、何よりもこの試合数で外野手として8の捕殺をマークしているところが、名クォーターバックらしさを表してますね。この時チームメイトには西武やマーリンズで活躍したデストラーデ選手がいましたが、打点以外はエルウェイのほうが成績が勝っていたことからその実力の高さがうかがいしれます。

 

さて、エルウェイは83年のNFLドラフトで全米1位でコルツに指名されるも弱小チームでのプレーをするなら野球を選ぶという交渉術も使い、コルツでプレーすることなくブロンコスにトレードで入団し、フットボールに専念することになりました。

 

98年デンバーで行われたMLBオールスターゲーム前夜祭のセレブバッティングプラクティスで快打を見せ話題にもなりました。

 

 

彼以降、スタンフォード大学でアメフトと野球でプレーし、実力が突出した選手が出るたびに話題になりますが、他にもマイナーとNFLでプレーした選手がいます。

 

一番近いところでは、12年にパイレーツの24巡目指名でプロ入りし、ショートシーズン1Aのステイト・カレッジ・スパイクスで外野手としてプレーしたのが、、

 

 

タイラー・ギャフニー選手です。

 

打率.297、本塁打なし10打点11盗塁で、死球を20ももらうという、俊足打者として出塁から得点につなげるプレースタイルながら1シーズンで野球をあきらめ、

 

 

14年にはパンサーズの6巡目指名でランニングバックとしてNFL入り、パンサーズのロスターには残れなかったものの、ペイトリオッツにウェーバ加入し、早くもスーパーボウル2度制覇のメンバーになれたことを考えるとフットボール専念は正解だったかもしれませんね。

 

最後に紹介するのは、野球の歴史にも少し残るNFLの大物、スタンフォード出身。

 

 

ジョン・リンチ投手です。

 

フロリダ・マーリンズが誕生する93年に向けた最初の92年のドラフトで2巡目に指名されプロ入り。

大学では3年で20イニング24奪三振20四死球18失点1勝2敗とそれほど突出した感じでもなく、投手以外の日の打者としての成績は打率.244、6本塁打29打点という平凡なものでした。

 

ともあれ、マーリンズ最初のマイナーチーム、エリー・セイラーズの開幕投手となり記念すべきマーリンズの組織のスタートを飾るという野球界に名を残しました。ちなみに92年のドラフトと言えば、全体1位がフィル・ネビン、マーリンズの1巡目はチーム史上初のワールドシリーズ制覇時の正捕手チャールズ・ジョンソン、そしてヤンキースの1巡目はデレク・ジーターと同期選手もなかなかの顔ぶれ。マイナー時代にはジョンソンはもちろん、初制覇決勝打を放ったコロンビア出身のレンテリア、後に監督となったレドモンド、後に近鉄に入団したカラスコなどと共に汗を流しました。

 

92,93シーズンをマイナーで過ごし、9試合1勝3敗、防御率2.35という成績を残して、93年に3巡目で指名されたバッカニアーズにセーフティーとして入団し、野球のキャリアを終えました。

 

 

チームリーダーとしてリスペクトを集める振る舞い、プロボウルに9回も選ばれるリーグを代表する選手として活躍。03年にはバッカニアーズでスーパーボウルも制してます。

 

キャリア晩年にはブロンコスに移籍し、2回目のスーパーボウル出場も果たし、15年のキャリアで主力としてプレーしました。

 

引退後はブロードキャスター、そして今年からはサンフランシスコ49ersのGMとしてのキャリアをスタートさせたところです。

 

野球は外野手か投手、フットボールはクォーターバック、ランニングバックが多い印象ですがいろんなポジションの選手が二刀流をしているのも興味深いですね。

 

まだまだこのネタありますので、各スポーツのポジションにも注目してみて下さい。

 

ではまた!

 

 

 

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